チャリパイ11~時をかける森永探偵事務所~

前方の道は行き止まり…そしてその先は海。


後ろからはT9000がやって来る。


さあ!どうするチャリパイ!




「こうなったら、海を背にしてT9000と一戦交えるしかないな…凪!携帯貸して!」


そう言って、凪から携帯を受け取ったシチローは、研究所のメルモに連絡をとった。


「メルモさん!大至急
武器が要る!マシンガン5丁送ってくれっ!」


『は~い♪了解♪』


その間にも、T9000はシチロー達にどんどんと近付きつつあった。


「メルモさん!早くしてくれ!T9000が来ちゃうよ!」



ところが…



カラン!カラン!



「ん?…ナンダこれ…」


突然、タクシーの車内に現れたのは…












未開封の缶詰めが5つ。


「マッシュルームの缶詰めみたいね…」


『マシンガン』ではなくて…『マッシュ缶』である。


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