漆黒の貴公子と亜麻色の姫
憧れの学園


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「初めまして。今日からこのクラスでお世話になる、九蘭 雅(くらん みやび)です。よろしくお願いします!」



転校初日の挨拶。

わたしの不安とは裏腹に、教室内では温かい拍手が湧き上がる。

そう、今日からわたしは、念願の『響和(きょうわ)学園』の生徒です!

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