極道の推し活、始めました。〜クールな若頭は童顔女子大生を寵愛して離さない〜
仁睦さん(剛田氏も同行)との真夜中のドライブデート以来─…私の私生活は180度、いや360度変わった。
─…っと、いうのも、、
「…に…仁睦さん?そんなに見られると食べづらいのですが、、」
「俺の勝手だろ、気にせず食え」
なぜか、忙しいはずの仁睦さんが新次郎よりも私のそばに居てくれる頻度が高くなった。しかもご飯は必ず一緒に食べてくれるというファンサービスを忘れない。
向かい合って二人でご飯を食べている最中、仁睦さんはジッと私のことを見据えているなんてことはもうすっかり慣れた。
それよりももっと問題なのはっ、、
「に、ににに仁睦さんっ?!過度な接触は私の理性を壊しかねないのでそれ以上はっ、」
「うるせぇな…黙って抱かれろ」
っという具合に…セフレ、ならぬソフレというポジにつくことが許されたのか…以前とは違い自ら私と同じ床に入ってくるようになった彼は問答無用に私のことを背後からギュッと抱き枕の如くキツく抱きしめて…離さない。
「うぅ…推しが尊いっ、」
「おやすみ─…英里」
なんて、耳元で名前を呟かれてしまうと、それから三時間は心臓がバックバクで毎日が寝不足になるなんてことはいうまでもないですよね。