想いを伝える人 ~天命に導かれる旅~ 【新編集版】
仕事を辞めて『伝想家』として独立することを決断したわたしだったが、妹のサポートだけをするつもりはなかった。
それでは飯を食っていけないからだ。
だから、妹のサポートを足掛かりにした事業展開を考えていた。
それは、宮大工以外の工匠を支援する事業だった。
仕事の減少と後継者不足に悩む工匠は全国に数多くいる。
そんな人たちにスポットライトを当て、世に広く知らしめ、新規受注と後継者確保を実現させることができれば貴重な匠の技を存続させることができるし、事業としても成り立つと考えたのだ。
それを話すと、妻は諸手を上げて賛成してくれた。
それだけでなく、「お義父さんとお義母さんにも話しておいた方がいいんじゃない」と促された。
まだ早いような気もしたが、いつかは話さなければならないことと思い直して、週末に出向くことにした。
それでは飯を食っていけないからだ。
だから、妹のサポートを足掛かりにした事業展開を考えていた。
それは、宮大工以外の工匠を支援する事業だった。
仕事の減少と後継者不足に悩む工匠は全国に数多くいる。
そんな人たちにスポットライトを当て、世に広く知らしめ、新規受注と後継者確保を実現させることができれば貴重な匠の技を存続させることができるし、事業としても成り立つと考えたのだ。
それを話すと、妻は諸手を上げて賛成してくれた。
それだけでなく、「お義父さんとお義母さんにも話しておいた方がいいんじゃない」と促された。
まだ早いような気もしたが、いつかは話さなければならないことと思い直して、週末に出向くことにした。