ポリスに恋した
ひえ…。

玲於くん、どうしたんだろう。

玲於って呼んだらいいのかな?

「なにしてんだ、おまえら」

「お兄ちゃん!」

「げっ、陽太」

「げってなんだよ?」

いつのまにか、家に着いていたみたい。

急に現れたお兄ちゃんだけど、今は感謝だ。

この勢いで家の中に入ってしまおう!

「バイバイ、玲於!」

そしてすぐに、私は逃げるように家に駆け込んだのだった。
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