ポリスに恋した

8.警察官という仕事

「ああ、今日もカッコよかったなぁ」

「また愛しの玲於くんね。今朝も会いに行ったの?」

「もちろん!朝の日課だもん」

「そうなのね。...まあ、確かにすごくイケメンだった」

玲於くんを紹介してから、朱莉は私に共感してくれることが増えた。

玲於くんがいかにカッコイイか、伝わったみたいで嬉しい。

交番で働いている時の玲於くんは、いつもとは違った一面が見られるんだ。

書類を真剣に書いている様子とか、子供に笑顔で話しかけている様子とか...。

「早く会いたいな」

「またあいつの話か」

「颯!」

「警察官って大変な仕事だよな。自分の体を張って仕事をするんだから」

「ほんとにね。命の危険だってあるわけだし」
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