ポリスに恋した
目の前が真っ暗になった。

玲於くん、どうして?

私を置いていかないでよ...。

玲於くんは、みんなに優しいこの町のヒーロー。

そして、昔からずっと私のヒーロー。

玲於くんが眠るベッドの横で、私はずっと玲於くんを見つめる。

玲於くんの手を握りしめ、必死に祈る。

早く良くなりますように。

玲於くんを傷つけることが、この先ありませんように。

もし玲於くんが私を忘れてしまっても、私はずっと玲於くんのことを思っているからー。

だから、目を覚まして...。
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