ポリスに恋した
いつでも会いに行けるから、この高校にしたって言っても過言ではない。

「じゃあ私、今日バイトだから。またね」

「うん、またね!」

朱莉と別れ、交番へと向かう。

玲於くん、いるかな?

軽い足取りで歩いていると、煙草を吸っている男の人が3人いた。

ここでの喫煙は条例違反なのになぁ。

注意するには少し怖くて、気まずさを感じながら通り過ぎると…。

「きゃっ!」

突然、腕を掴まれてしまった。

「めっちゃ可愛いね〜。一緒に遊ぼうよ」

「カラオケ行こう〜」

「JKいいね〜」

「ちょっと!離してください!」

「いいじゃん〜。ちょっとだけ。ね?」
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