ポリスに恋した
見慣れた交番が見えてきて、私は少し緊張しながらも足を動かす。
「玲於くん!」
「ん、桜?どうしたの?」
奥には橙子さんもいる。
けど、今しかない…!
「私、玲於くんが好きなの!」
「うん、ありがとう。俺も桜が好きだよ」
…違う。どうして?
小さい頃から好きって連発していたから、兄妹のように思われてるのかな。
そんなの、嫌だ。
玲於くんの腕を引っ張り、背伸びをする。
玲於くんは、私の急な動きに少しバランスを崩しつつ、驚いて目を丸くしている。
「玲於くん!」
「ん、桜?どうしたの?」
奥には橙子さんもいる。
けど、今しかない…!
「私、玲於くんが好きなの!」
「うん、ありがとう。俺も桜が好きだよ」
…違う。どうして?
小さい頃から好きって連発していたから、兄妹のように思われてるのかな。
そんなの、嫌だ。
玲於くんの腕を引っ張り、背伸びをする。
玲於くんは、私の急な動きに少しバランスを崩しつつ、驚いて目を丸くしている。