ポリスに恋した
「そっか。もう高校生かぁ。子供の成長は早いね〜」

聞き慣れた愛しい声のした方に目を向けると。

「玲於くん!」

「相変わらず、おまえは元気そうだな」

「そういう陽太も、元気そうで何よりだよ」

「ちょっと、玲於くん!私のこと忘れてない!?」

「忘れてないよ。桜、制服似合ってるね。可愛い」

玲於くんにほめられ、一気に体温上昇。

こういうところ、ほんと天然タラシなんだから…。

もう、知らぬ間にライバルが増えてそうで怖い!

「おい、桜が調子に乗るからやめろ」

「でも、可愛いのは事実だから」

もう、可愛いとか好きな人に言われたら、キュン死案件だよ…!
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