ポリスに恋した
この間から、この町を騒がせている連続強盗犯。

民家に押し入り、金品を物色。

被害に遭った家は数十軒にものぼる。

一刻も早く、犯人を逮捕しなければならない。

「さあ、もうひと仕事ね!」

「ああ、まったくだ」

橙子と2人で交番を出ると、男性が慌てた様子で駆け寄ってきた。

「大変だ!怪しい男が、民家に入って行ったぞ!」

「本当ですか!?どんな家でしたか?」

「結構大きい家で、外壁は白。庭も手入れされてて…」

何か、嫌な予感がする。

< 86 / 162 >

この作品をシェア

pagetop