ポリスに恋した
「情報協力、感謝いたします。失礼します!」

「玲於!?」

橙子を置き去りにして、俺は走り出した。

俺の思い過ごしならそれでいい…。

でも、もしもその予感が当たってしまっていたとしたら。

『結構高熱で、部屋で休んでる…』

陽太が言っていた。

『可哀想だけど、今1人なんだよ』

桜…!無事でいてくれ…。

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