Love Story〜結くんとマリィの物語〜
「水族館と映画で良いんだよね?」

「はい!
あ、でも!結くんが行きたい所があれば、全然何処でも行きましょ?」

「フフ…大丈夫だよ!
僕も好きだよ、水族館と映画」

「そうですか?
無理しないでくださいね?
いつも、私の好きな所に連れてきてくれてるから…」

「うん、無理してないよ?
マリィと一緒なら、何処でも幸せだよ?」

「……/////」
(キャー!!また、神がかった言葉頂きました!)

茉凛は胸をキュンキュンさせて、結翔を見上げていた。


駅に着き、電車を待つ。
「少し待たないとだね…(笑)」

「はい/////」
(綺麗な横顔…/////)

「日陰にいても暑いね(笑)」

「ですね…」
(いやいや、結くん見てるだけで暑さも和らぐよ)

「なんか飲まない?
水分とってた方がいいし」

「はい!//////」
(結くん見てても、ポーッとする//////)

「何飲む?
一緒に飲もう?」

「結くんが決めてください!
私は何でも飲めます!」

「………」

「……/////」

「マリィ」

「はい!//////」
(キャー!目が合った!!
カッコいい〜!!)

「何?ジーッと見て」

「だって、結くんがカッコいいので!」

「フフ…嬉しいけど、恥ずかしいよ?」

「でも、ずっと見てたいです!
自慢の彼氏だし、カッコいいし、綺麗だし!」

「じゃあ、僕もマリィをジッと見てていいの?」

「え!?
そ、それは…///////」

「恥ずかしいってそらすよね?マリィ」

「でも、私と結くんでは美しさが全く違うし…」
ゴニョゴニョと言う。

「マリィだって、とっても綺麗だよ!」

「……/////」
サラッと言う結翔に、茉凛は顔を赤らめていた。

「フフ…可愛いな!
もうすぐ電車来るし、水にしようね」

自動販売機でミネラルウォーターを買い、栓を開けた結翔。
茉凛に渡してきた。

「え?結くん先にどうぞ?」

「ううん、マリィが先!」

「じゃあ…ありがとうございます!」
コクコクと飲み、結翔に渡す。
結翔も一口飲んだあたりで、電車がホームに着いた。

「来たね。乗ろうか!」

結翔が微笑み、茉凛も微笑み頷いた。
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