Love Story〜結くんとマリィの物語〜
「………僕は、桔平に感謝してるよ」
何杯目かの酒を頼み、飲みながらポツリと言う結翔。
「え?」
「マリィに、出逢わせてくれたから……!」
そして、ふわりと笑う。
「なっ…/////
お前なぁー、なんだその、満面の爽やかな笑みは!!」
「フフ…」
「結果的に俺と茉凜は別れたが、別れなかったかもじゃん!」
「それでも!
毎週木曜は、僕にとって至福の時間だったから」
「至福って…(笑)
なんか、むかつく〜!!」
「フフ…!
でも、ほんとに感謝してる!
結果論だろうけど……
今、本当に幸せなんだ……!」
「フッ…そっか!(笑)
――――――それとさ。
俺も、幸せになるから……!」
「ん?」
「結婚、するんだ!俺!」
「え?
そっか!
おめでとう!!」
「それで……
式に、来てほしいんだ!
ユイと茉凜に―――――――」
そして……
一ヶ月後。
結翔と茉凜は、結婚式場にいた。
「桔平くんの奥さん、どんな人なんでしょうか?」
「うーん…僕も、会ったことないんだ(笑)」
「でもきっと、素敵な人なんでしょうね!」
「そうだね!」
受付に向かう。
「本日は、おめでとうございます!」
“京谷 結翔”
“白織 茉凛”
と記帳する。
受付の女性達が、結翔に見惚れていた。
「マリィ、行こ?」
しかしそれを気にも止めず、茉凜の手を引き会場に入った。
会場に入ってからも、とにかく結翔は出席者達の視線を惹きつけていた。
「めっちゃカッコいい//////」
「ヤバくない!?//////」
そして茉凜はそれを、自分のことのように誇らしく思っている。
「結くん、カッコいいってですよ!
フフ…!」
席に座り、微笑み言ってきた茉凜。
「マリィが嬉しそうだね(笑)」
「フフ…だって!
“そんな人の彼女”で幸せなんですもん!」
「たまには、ヤキモチ妬いてほしいな!」
「え?
妬いてますよ!
香ばしいくらいに!」
「え?(笑)」
(香ばしいって……)
「だからこそ、幸せなんです!
ヤキモチ妬いてしまうくらいの、素敵な人に出逢えたことが!
それに、好きになってもらえたことも!」
「フフ…相変わらず、ポジティブだね!
可愛いな!」
結翔が微笑み頭を撫でると、茉凜は嬉しそうにはにかんだ。
何杯目かの酒を頼み、飲みながらポツリと言う結翔。
「え?」
「マリィに、出逢わせてくれたから……!」
そして、ふわりと笑う。
「なっ…/////
お前なぁー、なんだその、満面の爽やかな笑みは!!」
「フフ…」
「結果的に俺と茉凜は別れたが、別れなかったかもじゃん!」
「それでも!
毎週木曜は、僕にとって至福の時間だったから」
「至福って…(笑)
なんか、むかつく〜!!」
「フフ…!
でも、ほんとに感謝してる!
結果論だろうけど……
今、本当に幸せなんだ……!」
「フッ…そっか!(笑)
――――――それとさ。
俺も、幸せになるから……!」
「ん?」
「結婚、するんだ!俺!」
「え?
そっか!
おめでとう!!」
「それで……
式に、来てほしいんだ!
ユイと茉凜に―――――――」
そして……
一ヶ月後。
結翔と茉凜は、結婚式場にいた。
「桔平くんの奥さん、どんな人なんでしょうか?」
「うーん…僕も、会ったことないんだ(笑)」
「でもきっと、素敵な人なんでしょうね!」
「そうだね!」
受付に向かう。
「本日は、おめでとうございます!」
“京谷 結翔”
“白織 茉凛”
と記帳する。
受付の女性達が、結翔に見惚れていた。
「マリィ、行こ?」
しかしそれを気にも止めず、茉凜の手を引き会場に入った。
会場に入ってからも、とにかく結翔は出席者達の視線を惹きつけていた。
「めっちゃカッコいい//////」
「ヤバくない!?//////」
そして茉凜はそれを、自分のことのように誇らしく思っている。
「結くん、カッコいいってですよ!
フフ…!」
席に座り、微笑み言ってきた茉凜。
「マリィが嬉しそうだね(笑)」
「フフ…だって!
“そんな人の彼女”で幸せなんですもん!」
「たまには、ヤキモチ妬いてほしいな!」
「え?
妬いてますよ!
香ばしいくらいに!」
「え?(笑)」
(香ばしいって……)
「だからこそ、幸せなんです!
ヤキモチ妬いてしまうくらいの、素敵な人に出逢えたことが!
それに、好きになってもらえたことも!」
「フフ…相変わらず、ポジティブだね!
可愛いな!」
結翔が微笑み頭を撫でると、茉凜は嬉しそうにはにかんだ。