Love Story〜結くんとマリィの物語〜
結くんとマリィはラブラブ
そして、半年後…………
「――――新郎・結翔。あなたはここにいる茉凜を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も…
妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「はい、誓います……!」
「新婦・茉凜。あなたはここにいる結翔を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も…
夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「はい!誓います!!」
誓いのキスを交わす―――――――
結翔と茉凜は沢山の人達に祝われ、結婚式を迎えた。
「まさか、こんなバタバタ結婚式するなんてな!(笑)」
桔平が笑っている。
「僕はずっと前から結婚したかったよ?
遅いくらいだよ(笑)」
「………ったく…(笑)
あれは何だったんだよ!(笑)
…………でもまぁ、そんなことよりも!茉凜、幸せになれよ!」
「はい!」
「既に、ユイ狙われてるがな(笑)」
「へ?」
「ほら、出席者の女達!
“カッコいい〜”“モデルみたーい!”って、キャーキャー言ってんじゃん!」
「でも、ほんとのことですし!
結くんはカッコいいし、モデルさんみたいだし、素敵ですもん!」
「フフ…相変わらずだな!(笑)」
「ちょっと、桔平!」
「んぁ?」
「あんま“僕の奥さん”に話しかけないで?
マリィは、僕のなんだからね!」
「へいへい…(笑)
つか!ユイって、そんな独占欲強かったっけ?」
「そうみたい(笑)
なにせ、マリィに出逢って、初めてのことばっかだからら。
僕自身も、実は戸惑ってるんだよね…(笑)」
「そうだな(笑)
お互いに、大変ってことか!(笑)」
「そうだよ(笑)」
それから、式も順調に終わり………
「「――――――ありがとうございました!」」
結婚式場の担当者達にお礼を言って、タクシーに乗り込んだ二人。
二次会会場に向かっていた。
「マリィ、お疲れ様!」
「結くんこそ!」
「あのね、マリィ」
「はい!」
「僕達もう夫婦だし、式は無事終えたし、お願いがあるんだ」
「はい!なんなりと!」
「敬語、やめない?」
「え?」
「なんかね…僕達の間に、まだ隙間がある感じがして嫌なんだ……」
「結くん」
「ん?」
「はい!わかり………あ、じゃない…」
頭をぶるぶる横に振り、改めて向き直った茉凜。
「結くん!これから、ずーっとよろしくね……!」
そう言って、ふわりと笑った。
その笑顔は、結翔の一番好きな茉凜の表情だ。
それを見て結翔は確信した。
“あぁ…絶対僕達は、幸せになれる”と――――――
終
「――――新郎・結翔。あなたはここにいる茉凜を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も…
妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「はい、誓います……!」
「新婦・茉凜。あなたはここにいる結翔を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も…
夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
「はい!誓います!!」
誓いのキスを交わす―――――――
結翔と茉凜は沢山の人達に祝われ、結婚式を迎えた。
「まさか、こんなバタバタ結婚式するなんてな!(笑)」
桔平が笑っている。
「僕はずっと前から結婚したかったよ?
遅いくらいだよ(笑)」
「………ったく…(笑)
あれは何だったんだよ!(笑)
…………でもまぁ、そんなことよりも!茉凜、幸せになれよ!」
「はい!」
「既に、ユイ狙われてるがな(笑)」
「へ?」
「ほら、出席者の女達!
“カッコいい〜”“モデルみたーい!”って、キャーキャー言ってんじゃん!」
「でも、ほんとのことですし!
結くんはカッコいいし、モデルさんみたいだし、素敵ですもん!」
「フフ…相変わらずだな!(笑)」
「ちょっと、桔平!」
「んぁ?」
「あんま“僕の奥さん”に話しかけないで?
マリィは、僕のなんだからね!」
「へいへい…(笑)
つか!ユイって、そんな独占欲強かったっけ?」
「そうみたい(笑)
なにせ、マリィに出逢って、初めてのことばっかだからら。
僕自身も、実は戸惑ってるんだよね…(笑)」
「そうだな(笑)
お互いに、大変ってことか!(笑)」
「そうだよ(笑)」
それから、式も順調に終わり………
「「――――――ありがとうございました!」」
結婚式場の担当者達にお礼を言って、タクシーに乗り込んだ二人。
二次会会場に向かっていた。
「マリィ、お疲れ様!」
「結くんこそ!」
「あのね、マリィ」
「はい!」
「僕達もう夫婦だし、式は無事終えたし、お願いがあるんだ」
「はい!なんなりと!」
「敬語、やめない?」
「え?」
「なんかね…僕達の間に、まだ隙間がある感じがして嫌なんだ……」
「結くん」
「ん?」
「はい!わかり………あ、じゃない…」
頭をぶるぶる横に振り、改めて向き直った茉凜。
「結くん!これから、ずーっとよろしくね……!」
そう言って、ふわりと笑った。
その笑顔は、結翔の一番好きな茉凜の表情だ。
それを見て結翔は確信した。
“あぁ…絶対僕達は、幸せになれる”と――――――
終