死神の子
第一章 星月学園

僕、転校する。

ここは魔法界。

季節は春、そろそろ桜が()(はじ)める(ころ)だ。

中学生の星宮 優梨奈(ほしみや ゆりな)は、転校するための手続きを済ませ家に帰ってきた。

『...ねむ』

あ、こんちゃ。

僕は中学一年生の星宮優梨奈。

僕って言ってるけど一応女の子。

つい先週まで花乃学園(はなのがくえん)というところに(かよ)ってた。

けど、楽しくないから転校することにした。

その学校は星月学園(ほしつきがくえん)

なんか面白そうだったからそこにした。

作(さて、ここで星月学園の説明をしよう。)

眠いんだから早くしてね作者。(圧)

作(ヒイ、わかりました〜)

まず先に魔法界の平均魔力は1万であることを説明しておこう。星月学園とは、魔法界一の名門学園なのである。この学園に入れるのは魔力が5万からだ。ここにはいろいろなお金持ちが通っている。そして全寮制だ。もちろん試験も受かる確率は10%しかない。だが、優梨奈はその試験を満点通過したのだ。しかも編入生だから普通よりも難しい試験を。これには先生も驚いた。過去に一度もそのような生徒は現れなかったからだ。これくらいで星月学園の説明を終わろう。後ろから殺気を感じるから。
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