オレンジのヒーローは永遠の愛を誓う
「ひまりせんせい~」
「せんせい、おはようございます!」
次々に登園する子供達に呼ばれる。
「おはよう! 朝のご用意してね!」
「「は〜い!」」
保育室の前で上靴に履き替えて、鞄から出席カードを出す。出席カードにシールを貼って提出。鞄からタオルを出して決まった場所に掛けて荷物はロッカーへ。その後、スモックを着て準備が完了だ。年長になると準備もスムーズで、終わった子から遊んでいる。
「かしてー」
「いやだ!」
「せんせい~はるとくんがかしてくれない!」
なんて揉め事は日常茶飯事で繰り広げられる。
「どうしたの?」
「ぼくがこのほんをよみはじめたばっかりなのに、かしてっていうからいやだっていったの」
「そうだったの。理久くん、晴斗くんが読み終わったら貸してもらおうね。晴斗くん、終わったら理久くんへ渡してくれる?」
「うん」
話を聞くと大したことではないけれど、子供同士では大問題で……
私は小さい子供だからこそ、しっかりと話を聞くようにしている。たどたどしい説明に時間は掛かるけれど、平等に判断することが大切なのだ。
「せんせい、おはようございます!」
次々に登園する子供達に呼ばれる。
「おはよう! 朝のご用意してね!」
「「は〜い!」」
保育室の前で上靴に履き替えて、鞄から出席カードを出す。出席カードにシールを貼って提出。鞄からタオルを出して決まった場所に掛けて荷物はロッカーへ。その後、スモックを着て準備が完了だ。年長になると準備もスムーズで、終わった子から遊んでいる。
「かしてー」
「いやだ!」
「せんせい~はるとくんがかしてくれない!」
なんて揉め事は日常茶飯事で繰り広げられる。
「どうしたの?」
「ぼくがこのほんをよみはじめたばっかりなのに、かしてっていうからいやだっていったの」
「そうだったの。理久くん、晴斗くんが読み終わったら貸してもらおうね。晴斗くん、終わったら理久くんへ渡してくれる?」
「うん」
話を聞くと大したことではないけれど、子供同士では大問題で……
私は小さい子供だからこそ、しっかりと話を聞くようにしている。たどたどしい説明に時間は掛かるけれど、平等に判断することが大切なのだ。