【長編】寂しがり屋たちは、今日も手を繋いだまま秒針を回した
すると、草野くんが美坂さんに何かを話しかけた後に私たちの方へ駆け寄ってくる。
「今、美坂さんと話してたんだけど、お昼ご飯ショッピングモールで食べるんじゃくて近くのコンビニで買ってきて、そこら辺座って食べね?」
草野くんはそう言って、川沿いの道に設置されているベンチを指差している。二つ並んだベンチで、二人ずつ座れば丁度四人座れるだろう。
「めっちゃ景色いいから、あそこで食べたら最高かなって」
「俺は全然いいよ。むしろ賛成」
「私も良いと思う!」
「じゃあ、早速近くのコンビニ行こーぜ。調べたらここから5分くらいであるっぽい」
スマホで道を調べながら、歩いていくとすぐにコンビニが見えてくる。コンビニに入ると冷房が効いていて、火照った身体が冷えていって気持ちいい。
「俺、暑いから冷やし中華にしようかな。菅谷は?」
「悩み中。ていうか、それよりまず飲み物選びたいかも」
「あー、確かに」
草野くんと菅谷くんが飲み物の置かれている方へ歩いていく。
「川崎さん、私たちも先に飲み物選ぼ!」
「今、美坂さんと話してたんだけど、お昼ご飯ショッピングモールで食べるんじゃくて近くのコンビニで買ってきて、そこら辺座って食べね?」
草野くんはそう言って、川沿いの道に設置されているベンチを指差している。二つ並んだベンチで、二人ずつ座れば丁度四人座れるだろう。
「めっちゃ景色いいから、あそこで食べたら最高かなって」
「俺は全然いいよ。むしろ賛成」
「私も良いと思う!」
「じゃあ、早速近くのコンビニ行こーぜ。調べたらここから5分くらいであるっぽい」
スマホで道を調べながら、歩いていくとすぐにコンビニが見えてくる。コンビニに入ると冷房が効いていて、火照った身体が冷えていって気持ちいい。
「俺、暑いから冷やし中華にしようかな。菅谷は?」
「悩み中。ていうか、それよりまず飲み物選びたいかも」
「あー、確かに」
草野くんと菅谷くんが飲み物の置かれている方へ歩いていく。
「川崎さん、私たちも先に飲み物選ぼ!」