日々、アオハル

「朝練も、部活終わりの自主練も、俺らのくだらない話にも、いつも笑顔で付き合ってくれてありがとう」

「試合で上手く動けなくてベンチに戻った時、ひなちゃんはいつも笑顔で迎えてくれて、ポジティブな言葉もたくさんくれて、本当に救われた。ありがとう」

「ひなちゃんの存在がマジで俺らの原動力だったんだよ!ひなちゃんのために絶対勝とうって毎試合毎試合思ってた!」

「ひなちゃんが一生懸命頑張ってくれてるから俺らも頑張ろうって思えたんだよ。ひなちゃんがマネになってくれて本当によかった!ありがとう」


皆から送られる言葉たちは、私の涙腺すぐに崩壊させた。ぐしゃぐしゃに歪んだ視界では皆の顔を見ることもできず、両手で涙を拭いながら耳だけを正面に傾ける。


「ひな先輩!いつも優しくいろんなことを教えてくれてありがとうございました!だいすきです!誰よりも尊敬してます!」

「俺もひな先輩大好きっす」

「俺も!!!!」

「ボブヘアのひな先輩マジでタイプです!めちゃくちゃ可愛いです!」

「おい!どさくさに紛れてひなのこと口説いてんじゃねーよ」


光希の盛大なつっこみに、一斉に笑いが起こった。止まらない涙を懸命に拭う私の口からも、ふふっと笑みが溢れる。
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