ともしび~紫の永友








「さーて、帰りますか」









その後。

試合は107対26と私達の学校の惨敗で、

試合終了と同時に久恵がそう言って立ち上がった。







「まあ、よくやった方だよな。

1年の奴らなんて、一般のリングの高さにすら、まだ慣れてないってのに」







千春もそう言って立ち上がり、私達は体育館を出る為、歩き出した。







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