ともしび~紫の永友






それから数日後の、祝日。




別にいいと言われたものの、やはり、そういう訳にもいかなかった為、

私は久恵達を引き連れ、午前中から竜一君のアパートへ来ていた。







「おはようございまーす。

泥棒達を連行してきました」



「……。」







寝起きだったらしく、まだ眠そうな顔をした竜一君にそう言い、

私達は朝っぱらからドカドカと5人で竜一君の部屋へお邪魔した。







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