真冬の景色【完全版】







「おぉ‥超コエー‥

危ない女の匂いがプンプンするな、私‥」






由依さんに貰った服に着替え、私は合わせ鏡の前で、自分に酔いしれた。






「クルミ、学校行こうぜ」


「何しに?もう昼だぞ」


「いいから行くぞ。

私の恐ろしい姿を、後輩共に見せつけに」


「ちょっ‥おい!

私パジャマなんだけど!」





来未の腕を引っ張って立ち上がらせ、私達は学校へ向かった。







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