真冬の景色【完全版】
「よし、
とりあえず君たち3人は、今日から我が白砂中、ヤンキーグループの仲間入りだ。
私に何かあったら助けてくれ」
「‥‥」「‥‥」「‥‥」
「いや、お前が助けろよ。
つーか、こいつらヤンキーじゃねえだろ」
隣にちょこんと座らせた、可愛い妹の顔を覗き込みながら、私は尋ねた。
「ヤンキーやるだろ?悠里」
「‥はあ、わかりました」
「承諾!?」
春。
友美や理香達に続き、新たな後輩も増え、私達は可愛い妹達に囲まれながら、幸せに暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
「終わるんかーい!」
「‥どうしたんすか、渚さん」
「ほっとけ理香、ただの発作だから」