真冬の景色【完全版】







「そう興奮すんなよ。

北中だか何だか知らねえけど、別にお前らとヤリ合う気はねえよ。


黙って消えな、ゴミ共」


「‥‥。」







安斎の、危ない目付きと危険なオーラに、一瞬たじろぐ灰原達。







「‥南の前に、まずは北から納得させる必要があるみてえだな。


白砂のヤンキーさんよ、少し待ってな。


順番が変わったからよ‥」



「‥‥」「‥‥」







なんなら私達は明後日でも構いませんわよ。

と、言いたい所だが、そんな雰囲気ではなかった。









「タイマン張れよ、安斎。

お前に勝てば、北の最強を名乗っていいんだろ?」




「‥最強?私が?」







< 37 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop