真冬の景色【完全版】







この中の誰よりも華奢なのに、身体と不釣り合いな、大型の単車に股がる少女。

唖然とする私達に、クスクスと不適な笑みを浮かべるその少女は、その不気味な単車の色が映える、色白の肌を持っていた。





そして、








「誰だよ、テメー‥‥」


「真冬」











凄く、綺麗な顔をしていた。










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