華の咲きかた







「わーお、美咲カッコ良い。

レディースって感じだね」




「綾も似合うじゃん」






私達が着替えて喜んでいると、マドカさんはそれを見てクスクス笑っていた。






「あっちで着替えるの面倒だからそのまま着てなよ。


どうせあんたらバブで出るつもりだろ」



「はい、もちろんです」



「あはは、達也に怒られんだろうな、私」






マドカさんはそう言ってクローゼットを開け、特攻服に着替えた。








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