走り続け、眠る前に







「…ん?」







コンビニの入り口の前に自転車を停めると、


八代達は缶コーヒー片手に外に出てきて私達に気付いた。






「八代君ヤッホー」






夏美は静香の自転車から降り、陽気に声をかけた。






「ヤッホー」






友達でもない夏美の挨拶に、八代は同じ手のポーズで夏美に挨拶を返した。







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