ぶりっ子を倒してしまったらしい。
そろそろ、学校に行かないと。嫌だけど頑張ろ。

私は朝ごはんを食べて準備して家を出た。

そして今校門の近くにいる。いつもここで友達と待ち合わせているから。

いつもあっち(友達)の方が早いのに今日はいないな〜。なんでだろ。

「あっ、噂の姫がいる!レアじゃん!いつも友達?と行っちゃうし、近づこうとしたら睨まれるし。今がチャンス!話しかけてみよう!」

なんか周りに姫とやらがいるらしい。まぁ、私には関係ない。

と思ったけれど、さっき話してた男5人女5人の10人の集団が来てるような?

気のせいか。

「ねぇねぇ、璃奈ちゃんだっけ?ちょっと話さない?」

なんか声かけられた。気のせいじゃなかった。よし、逃げよう。

『無理です、ごめんなさい、じゃっ(早口)』

そして私は逃げた。

「あっ、ちょっと!」

後ろから呼び止める声が聞こえたが気にせず走り去っていった。

?「あっ、璃奈!遅くなってごめんね!」

あっ、やっときた。

『遅い。』

?「ごめんごめ〜ん!大丈夫?変な奴らに声かけられてない?」

『大丈夫。余計な心配。』

まぁ、正直に言えば話しかけられたけど。

あ、さっきから余計な心配をしているのは私のたった一人の友達。花宮 華恋(はなみや かれん)だよ。

華「じゃあ、いこっか!」

『うん。』

そして私達は学校へ向かった。私に向けられている嫉妬の視線に気づかずに...
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