君のせいで
授業を聞いていると横からなにやら視線を感じる。

横目でちらりと見ると微笑みながら成瀬がこちらを見ている

一体何なの…心の中でそう思いながら無視をしていると向こうから話しかけてきた。

「凛ちゃん」甘ったるい声で私の名を呼ぶ
私は鳥肌が立ち成瀬を睨みつける

「気軽に名前を呼ばないでください」
そう冷たく告げる

一瞬驚いた顔をした成瀬はクスクスと笑っている

私はイライラしながらまた授業を聞く

やっと一限が終わり休み時間になった瞬間私は急いで凪ちゃんに駆け寄る。
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