人生 ラン♪ラン♪ラン♪ ~妻と奏でるラヴソング~ 【新編集版】
色紙とアルバムを同封したと書いてあった。
また手紙を置いて色紙を取り出した。
真ん中に『ありがとうございました。三木田支社長の御恩は一生忘れません』と書いてあった。
パワハラから復帰した男性社員の字に違いなかった。
顔を思い出すとグッときた。
色紙は裏面にもびっしりと書かれていた。
一人一人の社員を思い浮かべながら「ありがとう」と呟いて頭を下げた。
全部読み終わってからアルバムを手にした。
開くと、懐かしい写真が何十枚と台紙に貼られていた。
その中の1枚に目が止まった。
目標達成の祝賀懇親会で皆とVサインをしている写真だった。
苦楽を共にしたかけがえのない社員たちと写っていた。
その中には、ひと際弾けるような笑顔の集団がいた。
契約社員から正社員に登用した社員たちだった。
自分がしてきたことが無駄ではなかったと思うと、なんとも言えない気持ちになった。
「本当にありがとう」
写真に向かって心を込めて頭を下げた。
また手紙を置いて色紙を取り出した。
真ん中に『ありがとうございました。三木田支社長の御恩は一生忘れません』と書いてあった。
パワハラから復帰した男性社員の字に違いなかった。
顔を思い出すとグッときた。
色紙は裏面にもびっしりと書かれていた。
一人一人の社員を思い浮かべながら「ありがとう」と呟いて頭を下げた。
全部読み終わってからアルバムを手にした。
開くと、懐かしい写真が何十枚と台紙に貼られていた。
その中の1枚に目が止まった。
目標達成の祝賀懇親会で皆とVサインをしている写真だった。
苦楽を共にしたかけがえのない社員たちと写っていた。
その中には、ひと際弾けるような笑顔の集団がいた。
契約社員から正社員に登用した社員たちだった。
自分がしてきたことが無駄ではなかったと思うと、なんとも言えない気持ちになった。
「本当にありがとう」
写真に向かって心を込めて頭を下げた。