人生 ラン♪ラン♪ラン♪ ~妻と奏でるラヴソング~ 【新編集版】
11月最終日にやっと200枚まで書き進めることができた。
あと100枚だ。
年末までに書き上がるためには1日3枚強のペースで書けばいいことになる。
それは十分可能だと思えた。
しかし、気を緩めることはできない。
何があるかわからないからだ。
体調が悪くなる場合もあるだろうし、急な用事ができることだってある。
スランプのようになることも考えられる。
だから、目標を1日5枚に定めて、それを完遂することにした。
幸いなことに、体調不良も急な用事もなかったし、極端なスランプにも襲われなかった。
だから、12月24日にエピローグを書き終わることができた。
枚数は306枚。
初めての長編が完成した。
それを印刷して大きなクリップで挟んで本棚に仕舞った。
旅行から帰ってくるまで寝かせておくのだ。
その間、食材のように熟成することはないが、劣化することもない。
ただそこでじっとして、わたしが新鮮な気持ちで推敲を始めるのを待っていてくれるのだ。
「来年会おうね」
一旦小説から離れられる安堵に包まれて、『人生二毛作』にしばし別れを告げた。
あと100枚だ。
年末までに書き上がるためには1日3枚強のペースで書けばいいことになる。
それは十分可能だと思えた。
しかし、気を緩めることはできない。
何があるかわからないからだ。
体調が悪くなる場合もあるだろうし、急な用事ができることだってある。
スランプのようになることも考えられる。
だから、目標を1日5枚に定めて、それを完遂することにした。
幸いなことに、体調不良も急な用事もなかったし、極端なスランプにも襲われなかった。
だから、12月24日にエピローグを書き終わることができた。
枚数は306枚。
初めての長編が完成した。
それを印刷して大きなクリップで挟んで本棚に仕舞った。
旅行から帰ってくるまで寝かせておくのだ。
その間、食材のように熟成することはないが、劣化することもない。
ただそこでじっとして、わたしが新鮮な気持ちで推敲を始めるのを待っていてくれるのだ。
「来年会おうね」
一旦小説から離れられる安堵に包まれて、『人生二毛作』にしばし別れを告げた。