マフィアの弾丸 Ⅲ
からんだどこか無機質でいて、それでいて熱の籠った、銀水晶の双眸。
・・・・・いつ、もの、
感情を露わにしてくる彼の姿とは180度ちがう、・・。
ナニ、かを、
・・・押し殺しているみたい、な、
────…かと思えば。
私の戸惑った顔を認識した瞬間、
今度は悪戯っ子みたいにその造りもののように美しい顔を変貌させ。
冬風に揺らがれたシルバーブルーの頭が、まったく遠慮もデリカシーもなく、私の股の間にはいってくるから、
「…っっ!?」
えっ、
なんっ、
こっ、んな場所で、何考えっ、?!
────っなんて常時の通りに口にだせたら、元凶も、
現状もかわるというのに、
口を閉ざしてなければいけない局面にいよいよ、私の顔面も
赤面から蒼白に
なっていくというものである。
しっ、しかも、パン、ツ!?!丸見えっ、(────いや、ショーツはちゃんと履いてる、んだけど、)
じゃない!そういう問題ではない!!!!