ミーコの願い事 始まりの章 「ペンタスとヒトデ」
トイレ掃除をかけた戦い
その場所は、これから訪れる夜とは対象に、明るい照明で場内を輝かせていた。
入り口をぬけると、正面から少し下がった場所に有る、レーン全体を見渡せる作りだ。
ゲーム楽しむ光景が、順番待ちの人の気持ちを急かせるようだった。
私達は受付が有る横方向に数メートル歩き出すと、守君はボーリング場の床や壁、手すりなどを見て、その場所の特徴的な色遣いを話始めている。
「ここの会社は、白色と赤色を主に使用していますね、普段では見慣れない色遣いが気持ちを高めるようです」
白と赤の正方形に形どり、交互に敷き詰めたビニールタイルの床。
真っ白な壁に、レーンに下りる階段には、金色で装飾された手すりが設置されていた。
その全てが照明の光を反射させ、その雰囲気を味わうだけで私達にも心をゆたかにするようだった。
「白に赤の文字、もしくはその逆で色は決まりそうですね」
小声で話す守君に、私は頷くように答えていた。
「そうね、ここまで統一されるとお客さんの意図にこたえたいわよね」
そう話す私を見て蘭は疑問を持った表情を浮かべている。
「他の色では駄目なのですか?」
横に居た先生は優しく話した。
「ほら、出来たばかりのお店だから、最初はイメージ出来る解りやすいのを好むのよ」
その説明を聞き、私は微笑んでいた。
しばらくして、当たり前のようにゲームを始めていたが、頭の中ではロゴのデザインのことばかり考えていた。
入り口をぬけると、正面から少し下がった場所に有る、レーン全体を見渡せる作りだ。
ゲーム楽しむ光景が、順番待ちの人の気持ちを急かせるようだった。
私達は受付が有る横方向に数メートル歩き出すと、守君はボーリング場の床や壁、手すりなどを見て、その場所の特徴的な色遣いを話始めている。
「ここの会社は、白色と赤色を主に使用していますね、普段では見慣れない色遣いが気持ちを高めるようです」
白と赤の正方形に形どり、交互に敷き詰めたビニールタイルの床。
真っ白な壁に、レーンに下りる階段には、金色で装飾された手すりが設置されていた。
その全てが照明の光を反射させ、その雰囲気を味わうだけで私達にも心をゆたかにするようだった。
「白に赤の文字、もしくはその逆で色は決まりそうですね」
小声で話す守君に、私は頷くように答えていた。
「そうね、ここまで統一されるとお客さんの意図にこたえたいわよね」
そう話す私を見て蘭は疑問を持った表情を浮かべている。
「他の色では駄目なのですか?」
横に居た先生は優しく話した。
「ほら、出来たばかりのお店だから、最初はイメージ出来る解りやすいのを好むのよ」
その説明を聞き、私は微笑んでいた。
しばらくして、当たり前のようにゲームを始めていたが、頭の中ではロゴのデザインのことばかり考えていた。