だった。

君の好きな歌



×× ×× ×× ××


「やー。どの曲も、エモいよなぁ」


『でしょ?』


「ほんま、どっから見つけてくるんよ。
こんなインディーズばっかり」


『自力で辿り着いた時、結構嬉しいのよね』


「いっつもキラキラの目で、教えて……くれるもんなぁ」


『最近、ドライアイだけどね』


「次、何聴こ」


『次は、あなたが好きな曲かけてよ』


「お、これええやん。懐かしなぁ」


『もう。結局じゃないの。私の好きな曲』


×× ×× ×× ××

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