クールな綺堂くんの理性が夜だけ狂います。
幼なじみとして、お互いを信頼してるってすごくいい関係だなと思う。
「お前もちゃんと深影と向き合えよ? 俺もあんま深いことは知らねーけど、お前は深影にとって特別なんだからよ」
「口止めと監視以外に何かあるってこと、ですか」
「さあな。それはお前が直接聞いたらいいだろ? っと、噂してたら深影から電話かかってきたわ。あんまふたりで話してると深影の機嫌損ねるから、さっさと帰るぞ」
結局、濁されたままその日は寮に帰った。