クールな綺堂くんの理性が夜だけ狂います。


「はっ......あま」


何度も深く口づけされて、身体中に甘い毒が回ってるような感覚。


唇の熱は引くことなく、甘さに支配されて......苦しいのにもっと求めてしまいそうになる。


もうぜんぶ溶けちゃいそう、おかしくなりそう......っ。


頭が真っ白になって、身体の熱も一気にあがって。


「もっと......俺で満たしたい」


これはぜんぶ......理性が甘い夜に狂ったせい。

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