クールな綺堂くんの理性が夜だけ狂います。
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そして一日はあっという間に終わり、迎えた放課後。
深影くんは、お父さんと会食があるとかで、午後の授業を早退したらしい。
寮に帰ってきてから、とりあえず課題をすませた。
晩ごはんは、毎日ケータリングサービスが利用できるし、費用はもちろん学園側がすべて負担してくれる。
そして、お風呂をすませて、時刻は夜の九時を過ぎたころ。
自分の部屋に戻ろうとしたら、ちょうど深影くんが帰ってきた。
いつもより大人っぽい黒のスーツに身を包んで、髪も軽くあげてセットしてる。
それに、いつもと違う甘い香水の匂いもする。