宮川修内太の異常な日常Ⅱ~魔女の瞳番外編~
第五章
俺とメグは曾祖父さんの家の応接間へと通される。

「このような粗茶しかありませんが…」

曾祖父さんが濃い緑茶を淹れて戻ってきた所で。

「さて…それじゃあ話を始めましょうか」

メグが切り出し。

「ちょっと待ってくれ!」

俺が話に割り込んだ。

「まず俺にもわかるように話してくれないか!?どういう事だよ、曾祖父さん!メグと知り合いだったのか!?ていうか、さっきのユミル何とかって名前は何なんだ!?」

「これ、修内太!メグ様の前じゃぞ!」

曾祖父さんが俺をたしなめるが。

「いいわ…確かに修内太も当事者だしね…説明してあげる」

メグが緑茶を一口飲みながら言った。


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