血管交換シヨ?
「なぁー、そろそろイルカショー始まるって」
「せっかくだし行こうよ。ね、新城」
「うん。いいよ」
ツキくんと美桜ちゃんが歩き出して
スズと中原くんもその後ろに続いた。
海月ブースを出た瞬間に
美桜ちゃんも中原くんも、いつもの肌の色に戻った気がした。
「すーちゃん」
「なぁに?」
ツキくん達から少し距離を置いて
中原くんがスズを呼んだ。
「ありがと。二人にしてくれて」
「あー、海月?たまたまだよ。ってかツキくんが言ってたよ。中原くんが熱弁してるから離れたってー」
クスクス笑ったら中原くんは「ひでぇー」って言いながらも嬉しそうだった。
「正直さ、美桜ちゃんが海月好きって知ってたんだ。だからすーちゃんが水族館提案してくれた時もマジで天才だと思った」
「そうなんだ?だから海月についても詳しかったの?」
「自分の好きなものに対して同じくらい興味があるって、ちょっといいだろ?まぁ打算的でダサいけどさ」
「でもいいじゃん。恋に努力してることは」
「すーちゃんはほんと優しいねぇ」
「でも美桜ちゃんだって海月好きなら説明なんかなくても知ってたかもね?」
「もー。褒めたらすぐ貶すんだから、すーちゃんってば」
「あはは。あ、ほら早く行こうよ。二人とも見えなくなっちゃう」
「せっかくだし行こうよ。ね、新城」
「うん。いいよ」
ツキくんと美桜ちゃんが歩き出して
スズと中原くんもその後ろに続いた。
海月ブースを出た瞬間に
美桜ちゃんも中原くんも、いつもの肌の色に戻った気がした。
「すーちゃん」
「なぁに?」
ツキくん達から少し距離を置いて
中原くんがスズを呼んだ。
「ありがと。二人にしてくれて」
「あー、海月?たまたまだよ。ってかツキくんが言ってたよ。中原くんが熱弁してるから離れたってー」
クスクス笑ったら中原くんは「ひでぇー」って言いながらも嬉しそうだった。
「正直さ、美桜ちゃんが海月好きって知ってたんだ。だからすーちゃんが水族館提案してくれた時もマジで天才だと思った」
「そうなんだ?だから海月についても詳しかったの?」
「自分の好きなものに対して同じくらい興味があるって、ちょっといいだろ?まぁ打算的でダサいけどさ」
「でもいいじゃん。恋に努力してることは」
「すーちゃんはほんと優しいねぇ」
「でも美桜ちゃんだって海月好きなら説明なんかなくても知ってたかもね?」
「もー。褒めたらすぐ貶すんだから、すーちゃんってば」
「あはは。あ、ほら早く行こうよ。二人とも見えなくなっちゃう」