【短】愛が降る街
「メリークリスマス!!!」
ワインで、乾杯した私たち。
男子6名と私含めて女性も6名。
都内にある、創作料理店でパーティーが始まった。
まともに、顔を合わせられない私。
やっとの思いで、挨拶だけできた。
「亜矢ちゃん。可愛いね!」
横に座ったのは、飯島君という男の子。
明るくて、話してるうちだんだんと緊張が溶けていく。
スポーツマンタイプな感じかな。
トイレで、仁美が聞いた。
「飯島君いいじゃない?」
化粧直ししながら、言う。
「う・うん・・・。」
「お似合いだと思うけど?」