【短】愛が降る街
愛が降る街
電車の中で、一人一人の今日を迎えているんだ。

酔っ払って、寝ている人。
逆に普通に会社帰りだろうって雰囲気の人。


私は・・・。

さっき握手した右手を見つめていた。

車内は、ちょうどいい温度で、眠りを誘う。

何度も、夢の中へ落ちそうになった。


久々の楽しいひと時。

Xmasにちなんだ料理。

チキン、ケーキ。


少しずつでいいんだ。
私のペースでいいよね。


きっと、これからだよね。

恋愛に臆病になっていた分取り戻すの…。



素直にそう思ったの。
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