【短】愛が降る街

駅からの道のり。

空を見上げれば、沢山の星の数々。

「素敵~!!!」

思わず、叫んだ。

私は、立ち止まってしばらく星を眺めた。

駿・・・。

あなたは、今、幸せ?

3年前の今日も、こんな綺麗な夜空だったよね。


今なら、言えるよ。


私。


「幸せ」だったよ・・・。


駿と出会えて、よかったよ!


だから、「さようなら・・・」


夜空に輝く星を眺めていたら、心の中にあるモヤモヤがすっと消えた。






< 19 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop