クール王子の今日も甘くてキケンな溺愛
1st
出会いは最悪で
「鈴音、今日もテスト満点だったね〜すごいよー!」
国語の小テストがあった授業終わり。
親友の莉紗ちゃんに声を掛けられる。
「ありがとう」
こういう時なんて答えるのが正解なんだろうっていっつも思う。
でしょー、はなんか自慢してるみたいになっちゃうし。
そんなことないよって言うのもウザイって思われちゃうかもしれない。
桃園(ももぞの)鈴音(すずね)、高校2年生。
できるだけ目立たないように生きるがモットーだ。
頭は…ちょっとだけいい方だと思う。
テストで平均点以下はあんまり取らないし、小テストの勉強もいつもやってる。
国語の小テストがあった授業終わり。
親友の莉紗ちゃんに声を掛けられる。
「ありがとう」
こういう時なんて答えるのが正解なんだろうっていっつも思う。
でしょー、はなんか自慢してるみたいになっちゃうし。
そんなことないよって言うのもウザイって思われちゃうかもしれない。
桃園(ももぞの)鈴音(すずね)、高校2年生。
できるだけ目立たないように生きるがモットーだ。
頭は…ちょっとだけいい方だと思う。
テストで平均点以下はあんまり取らないし、小テストの勉強もいつもやってる。