完璧王子の秘密な恋
「おい……何座ってる」

「え……」

「晩飯作れ」

「は、はい……材料は……?」

「お前が買ってこい」

「はぁい……」


今度は三万円を渡されて、私はスーパーへと向かっていった。

ったく、金遣いが荒い王子だこと。



こう見えて料理は大の得意な私。

こだわりが強いが普段は金銭に余裕なんてないため、豪華なものは作れない……。

今日は、純肉100パーのハンバーグを作ってやる!!


さっそくスーパーにつくと、野菜コーナーから玉ねぎを取りカゴの中に入れる。


「……お、花山じゃん」

「え、千智くん?」

「久しぶりだな」
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