悪事通報アプリ
☆☆☆
一体どういう風の吹き回しだろうか?
昼休憩時間になって約束通り花乃と一緒にお弁当を広げたとき、美羽と蒼が近くにやってきたのだ。
美羽はコンビニの袋、蒼はお弁当の入っった袋を持っている。
「なに?」
けげんな顔でそう言ったのは花乃だったけれど、私も同じ気持ちだった。
せっかくおいしく食べていたお弁当が、ふたりが近づいてきたことで無味になってしまう。
「私達も一緒に食べていい?」
美羽からそんな言葉が出てきたことに心底驚いて言葉をなくしてしまった。
呆然として美羽を見つめていると「4人で食べた方が美味しいから」と言われた。
そんなこと本気で思っているとは思えない。
美羽はなにかを企んでいるに決まっている。
「ちょっと、なに言ってるかわらないんだけど」
花乃が美羽をにらみつける。
私は呆然としてしまってなにも言えないままだ。
「たまには他の子とも仲良くしたいなと思って」
蒼が美羽の手助けをするように言う。
他の子とも仲良くしたい?
それでどうして私と花乃を選んだのか意味がわからない。
もしかしたら、私達なら断れないと思ったんだろうか。
一体どういう風の吹き回しだろうか?
昼休憩時間になって約束通り花乃と一緒にお弁当を広げたとき、美羽と蒼が近くにやってきたのだ。
美羽はコンビニの袋、蒼はお弁当の入っった袋を持っている。
「なに?」
けげんな顔でそう言ったのは花乃だったけれど、私も同じ気持ちだった。
せっかくおいしく食べていたお弁当が、ふたりが近づいてきたことで無味になってしまう。
「私達も一緒に食べていい?」
美羽からそんな言葉が出てきたことに心底驚いて言葉をなくしてしまった。
呆然として美羽を見つめていると「4人で食べた方が美味しいから」と言われた。
そんなこと本気で思っているとは思えない。
美羽はなにかを企んでいるに決まっている。
「ちょっと、なに言ってるかわらないんだけど」
花乃が美羽をにらみつける。
私は呆然としてしまってなにも言えないままだ。
「たまには他の子とも仲良くしたいなと思って」
蒼が美羽の手助けをするように言う。
他の子とも仲良くしたい?
それでどうして私と花乃を選んだのか意味がわからない。
もしかしたら、私達なら断れないと思ったんだろうか。