悪事通報アプリ
これは美羽たちが私達にやってきたことなのだから、やり返されても当たり前だ。
私は美羽にノートを返すときにそれをカッターナイフでズタズタに切り裂いた。

手に持つとパラパラと紙切れが落下して床に落ちていく。
「はいこれ、返す」
呆然としている美羽にノートを投げつけて、私は大笑いしてみせたのだった。
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