天才ピアニストは愛しい彼女を奏でたい
律は身体をそっと起こし、息を切らす私を見下ろしながら服を脱いだ。

一度だけ見た律の鍛え上げられた身体をまじまじと見る。

なんて綺麗なの。
あの時はあまりの衝撃に直視できなかった。

私はそっとその身体に手を伸ばし触れた。

胸筋も腹筋もアスリート並に見事に仕上がっている。
それでいてとてもスマートだ。

ゆっくりと律の身体をなぞる私を律は好きにさせてくれるみたいにしてただジッと見つめ見下ろしている。

すると律がまた覆い被さってきてキスが落とされた。

これまでの私ならキスをしたいともされたいとも思わなかったのに…

乱れたブラウスと意味のない下着を脱がされ丸裸にされる。

そして今度は私の身体に余す事なくキスで埋め尽くしていき、ついに脚の間に顔をうずめた。


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