天才ピアニストは愛しい彼女を奏でたい
下唇を吸い上げてそっと口を離すと俺は翠の脚の間に顔をうずめた。

熱くて蜜でいっぱいになったその場所に舌を這わせ舐め取りながら蕾を吸い上げるように口付けをする。

「やっ…はあっ」

閉じようとする脚を押さえ同時に指も入れながら、反対の手は胸の膨らみを揉みしだく。

「あっ…いっ…イくっ…」

背中が弓形にしなり翠が天を仰いだのを見届け、俺は唯一ある一個を手に取る。

その間翠は遠慮がちに俺の身体を撫で顎をあげてキスをねだる。
かわいいな。

キスをしながら準備をして、翠の熱くヒクついたその場所にゆっくりと腰を沈めると、みるみるうちに締め付けられる。

「クッ…」

「あっ…すごいっ…」

俺に絡みついてきて絞り取られてしまいそうだ。

翠は俺の首の後ろに手を回す。

律動を開始すればそれに合わせて翠が揺れ胸の膨らみがその動きについてくる。









< 181 / 311 >

この作品をシェア

pagetop