天才ピアニストは愛しい彼女を奏でたい
「翠…、会いたかったよ」

ガンと突き上げる。

「はぁっ…!」

本当はどこへだって連れて歩きたい。
俺のそばでピアノを聴いててほしい。

一度俺はそっと引き抜いた。

「え…」

翠は俺を見る。

察してくれ。
イきそうなのよ。

でも一個しかないからさ。

翠をまた仰向けにさせて俺はまた指をその場所に入れる。

もう大変な事になってるそこは指を動かす度に洪水のように蜜が掻き出てくる。

「やだっ…」

そう言って両手で顔を隠してしまった。

「大丈夫だから。恥ずかしがらないで」

俺はその手をそっと外してキスをする。
それでもまだ入れた指は止めない。

「律っ…あっ…!」

指が喰われるみたいに締め付けられ翠はまた絶頂に達した。

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