天才ピアニストは愛しい彼女を奏でたい
みるみるうちに服を脱がされお互い裸になり身体を重ねる。

「翠。愛してる。これからもずっとだ」

また熱く深いキスが落とされ、律の舌に捕まると吸い付かれる。

「んっ…」

胸を揉みしだかれ頂点の蕾をキュッと摘まれるとすかさずそこに口をつけて咥えられ熱い舌で転がされ時折り甘く噛まれる。

「はぁっ…」

身体中余す事なくキスが這うように落とされチクっと痛みが走る。

耳の中を舐められ鼓膜から脳までその舌遣いの音が響いて鳥肌が立ち、お腹の奥がムズムズしてきてしまう。

「腰動いてる」

「んっ…早くっ」

すると内腿をかじられたかと思えば律は一気に私の中心に顔をうずめた。

「あっ…んっ!」

「甘い」

「そんなっ…」

「翠はここをこうすると鳴くよ」

そう言って指が中に入ってきてすっかり知り尽くされた私の弱い場所をクイっと押し上げられる。

「あっ…!」

「ほら。な?」

「言わないで…」

恥ずかしいよ…。

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